1日目愛媛郷土料理を食べ歩く
今回は2泊3日で愛媛の松山に行ってきました。
お目当ては鯛めしやみかん🍊やじゃこカツなどです。
もちろん名所も巡ります。

だけど観光よりも食い気を優先するFIRE夫婦です。
移動は徳島駅前から高速バスで3時間半
松山までは徳島駅からJR四国バスで行くことができます。
料金は大人一人片道4,320円。
移動は四国を横断するのでほとんどが山間部です。

ときどき雪化粧や棚田などが見られて素敵でした。
一度サービスエリアで休憩を挟み、約3時間半ほどで到着。
JR松山駅までの切符を買っていましたが、松山市駅前で下車しました。
松山市駅前の方が宿泊先に近かったからです。
目の前には高島屋があり、屋上に観覧車が見えます。

屋上には行きましたけど、結局観覧車には乗りませんでした。
場末感漂う屋上遊園地は人影がまばらでのんびり日向ぼっこするには最高でした(笑)。




伊予の手造りうどん名代つるちゃんで腹パンになる
お昼ご飯を求めて駅周辺を散策。
近くに鯛めしのお店は見当たらず、じゃこ天やじゃこカツのお店はありました。
ただ、昔からありそうなお店ばかりで地元民じゃないと入りにくそう。
結局、無難に高島屋に入り、レストラン街で探すことにしました。
いくつか良さそうなお店がありましたが、そのなかで「伊予の本格うどん名代つるちゃん」といううどんやに決めました。
奥様(あえて敬称)はセットメニューのきつねとじゃこ天うどんを注文。
僕は、八幡浜ちゃんぽんではないですが、ちゃんぽんうどんを選びました。
いずれも1~3玉まで選べ、料金はそのまま。
僕は3玉にし、奥様は2玉にしました。
さらにちゃんぽんは単品メニューでしたが、混ぜご飯もついてきました。
ビールで乾杯しつつ、うどんをすする。最高のランチでした。
値段もビール込みの2人分で3,069円とコスパが良かったです。


コンフォートホテル松山が駅近で使いやすい
お腹を満たしたところで今回の宿泊先、コンフォートホテル松山に向かいました。
コンフォートホテル松山は松山市駅から200mほどの距離で、徒歩3、4分と好立地です。
路面電車の乗り場にも近いので、市内観光の拠点に持ってこいのホテルといえるでしょう。
チェックインは機械で操作するので待ち時間はほぼ無し。
寝間着や一部アメニティは持って上がる形式でした。

コーヒーメーカーもエレベーター横にあり、いつでも飲めるのがGood!



部屋はシンプルな造りで、必要なモノが過不足なくそろっています。
また、まだホテルが出来てあまり経っていないのか、壁紙も傷が無く見た目以上にキレイでした。

浴槽はゆったりした幅で170cm以上ある僕でも足をまっすぐ伸ばして入れました。
部屋が11階だったこともあり、窓から松山城を臨むことができました。



松山ロープウェイ商店街を散策
荷物を置いてひと休みしたら街に繰り出します。
大街道までは南堀端から路面電車で3駅で着きます。
それほど離れていないので歩いていくこともできますが、路面電車を利用しました。
市内どこに向かうにも一人230円で乗れます。

ちなみに、最初乗り方が分からなくて逆方面の電車に乗ってしまったことは内緒です😅
大街道で降りたら、まずは松山ロープウェイ商店街を散策。
松山城行きのロープウェイ乗り場に通じる商店街です。
鯛めしやみかん🍊やおみやげ屋さんが立ち並んでいていかにも観光地といった感じ。
夏目漱石の『坊ちゃん』をモチーフにした銅像も立っていました。



シン・エヒメ分校でみかんジュース飲み比べ
松山ロープウェイ商店街を散策中、ウィンドウ越しにみかんがでる蛇口が見えました。
お店の名前は「シン・エヒメ分校」
松山といえばこのみかんの出る蛇口のイメージが強かったので早速入店。
愛媛のアンテナショップのようで、おみやげなんかも並んでいます。
それらはスルーして3種類飲み比べセットを2人分(\1,540.-)注文。
飲み比べられるみかんの種類は、温州・南津海・はれひめ・清見・河内晩柑の5種類から選べます。
2人分だと6パターン選べるので2人で全種類コンプリートしました。
飲み比べてみるとそれぞれ個性があり、甘さがつよいみかんもあれば酸味が効いているみかんもありました。

個人的にははれひめが好みでした😋




大街道のマル八でお得に呑む
日が暮れたので大街道のアーケード商店街に移動し、夕食を探します。
こちらの商店街も観光地ではあるのでしょうが、地元の人も行き交う繁華街といった雰囲気。
そのなかにある「マル八」に行きました。
事前に調べておいたお店で、ビールがなんと199円!
ハイボールに至っては99円と激安なのです。
さらに愛媛の郷土料理もそろっているので、これは行くしかないと決めていました。
ビールとともにじゃこカツ、今治焼き鳥三種盛り合わせ、宇和島鯛めしなどを注文。
じゃこカツはじゃこの香りが癖になるビールにも焼酎にも合いそうな一品。
今治焼き鳥は、串には刺さっておらず、ヘラで押し付けるように焼くそうです。

ジューシーというよりはカリカリになった触感が楽しめます。

鯛めしは身がプリっと引き締まっていて、噛みしめると弾けて口の中に旨味が広がります。
ビールと美味しい郷土料理をたらふく飲んで食べて、2人で6,641円。
味も値段も大満足の大衆居酒屋でした。




2日目道後温泉を散策する
今日は道後温泉付近を中心に行動します。
コンフォートホテル松山の朝食ビュッフェ
まずはホテルの朝食ビュッフェで腹ごしらえ。
ラインナップは洋食が多いように感じました。

雑穀米があるのはうれしいけど、生卵が置いてないのでTKGが作れない……
仕方がないのでスクランブルエッグをたっぷり食べました。
奥様はヨーグルトにフルーツたっぷり盛って健康的な朝ごはんです。




松山市内の移動は路面電車と坊ちゃん列車が便利
松山市駅付近の南堀端から道後温泉駅までは路面電車を使って移動しました。
路面電車はどこまで行っても大人一人230円。
今回の旅行では移動するたびに大いに活躍してくれました。
徳島には汽車しか走っておらず、パンタグラフを見ることが無いので待ち中に張り巡らされているケーブルが新鮮に感じます。
道後温泉駅に着くと目の前には坊ちゃん列車がディスプレイされていました。
すごくクラシックなデザインでオモチャみたいだなと思っていたら、実際に走れるんですね。
汽笛を上げて蒸気を吐きながら普通に市内を走っていました。

観光に力を入れているのでしょう。町全体の世界観が統一されていて、テーマパークに来たみたい🎵




情緒あふれる道後温泉街
道後温泉付近も明治や大正時代を彷彿とさせる町並みでした。
坊ちゃん時計はからくり時計になっていて、1時間ごとに坊ちゃんやマドンナが登場する仕掛けになっていました。



10FACTORYでみかんビール呑み比べ
道後商店街のアーケードを散策しているとオシャレなお店を発見。
「10FACTORY」はみかんのオリジナル商品を販売しています。
おみやげも多数並んでますが、例によってそれらはスルーして、店内奥のジュースバーで飲み比べ。
こちらはアルコールが入っていて、ビール3種セット(\1,000.-)とサワー3種セット(\950.-)があります。
奥様と二人で両方頼んですべて飲み比べてみました。

僕はカクテルの温州×レモンが好きでした。レモンの酸味はあまりなく、みかんの甘みが強調されていたように感じます。

私はビールの温州×カシスが好きでした。みかんとカシスの相性が良かったです😋





松山まで行けない人は、楽天でも10FACTORYの商品を購入することができます。
歴史を感じる道後温泉
商店街を抜けると道後温泉本館が見えました。
立派な外観で3階建てになっているのかな?
年月を重ねた柱と瓦の寂れ具合が時代を感じさせます。
窓や欄干などの装飾も細やかで当時の建築技術のレベルの高さが伺えます。
中もいろいろ見どころがあるんだろうな~と思いつつも、温泉には浸からない夫婦なので入館はせずに外観だけを楽しみました。



鯛めし専門の七福神で昼食
お昼は、道後温泉本館に面する通りから十数メートルの位置にある「郷土料理七福神」にお邪魔しました。
こちらでも鯛めしをいただきます。

僕は天然鯛めし御膳(\2,530.-)を注文。

私は釜めし御膳(\2,750.-)にしました。
道後ビール(\1,078.-)1瓶を二人で分けて乾杯🥂
道後ビールは4種類(ケルシュ・アルト・スタウト・ヴァイツェン)があり、こちらではケルシュをいただくことができました。
鯛めしは食べ方の解説があったのでそれを見ながら作りました。
よそったごはんに鯛の切り身をのせ、溶いた卵と出汁をかけたら薬味をのせていただきます。

豪華なTKGだな(笑)

釜めしは火がついておらず、形だけだったのはちょっと残念かな😅
観光客で溢れ返る活気のあるお店でした。




道後公園や神社を散策
昼食後はさらに散策。
湯神社は道後温泉の守り神を祀っているとのこと。ずっと栄えると良いですね。
道後公園は整備されていますが観光客はまばらでした。
展望台があるので丘の頂上から松山市内を一望できます。




秋嘉の鯛めしが最高過ぎた
夕食は道後温泉から離れ、松山ロープウェイ商店街に来ました。
「秋嘉」は1日目に散策していた時に行列ができていたので気になっていたのです。
この日も開店前に数名の列ができていましたが、10分ほどで入ることができました。
中に入るとたくさんの土鍋が火にかけられています。
席は少なく、2階の4人掛けの個室に通されました。

落ち着いた静かな空間で食べられるのがうれしいです😊




二人とも松山鯛めし膳(\2,350.-)を注文。
あとは道後ビール(\880.-)で乾杯🥂
こちらはヴァイツェン。フルーティーな味で飲みやすいです。
鯛めし膳は土鍋で炊いた鯛めしと鯛のお刺身、てんぷらなどがついています。
お刺身も天ぷらも美味しかったですが、何よりも鯛めしが最高でした。
鯛めしはお茶碗4~5杯分くらいが土鍋に入っていました。
鯛のみをほぐしつつ混ぜまぜすると、お焦げの香ばしい匂いが立ち込めます。
まずはそのまま食べると鯛の旨味が全面に感じられます。
お焦げの食感も加わり最高のお味です。
さらに熱々の出汁をかけてお茶漬けにします。
薬味をのせてさらさらといただくと、すべての食材がくちのなかいっぱいに広がり、いくらでも食べられそうでした。

今回の旅行でここが一番美味しかったです😋
3日目城山公園散策
3日目はホテルをチェックアウトし、帰り支度をしながら近場でブラブラしました。
憩いの場的な城山公園
ホテルから出て通りを一本まっすぐ行くと山城公園があります。
松山城のお堀にぐるりと囲まれており、橋を渡るとだだっ広い公園がありました。
遊具は無いけれど駆け回っている子供の姿も見られます。
ジョギングやサイクリングする人もチラホラとおり、市民の憩いの場所となっているようです。

春は桜もキレイに咲きそう。
松山城を見上げると、二の丸が眼前に聳え、当時の繁栄を伺わせます。



松山旅行まとめ
バスの時刻が近づいてきたのでJR松山駅に向かいます。
この辺は少し古い雰囲気が残っていましたが、裏手に回ると新しい駅舎が(2024年9月29日に)オープンしていました。
現在の駅舎はいずれ解体されるのでしょう、どんな感じに生まれ変わるのか楽しみですね。


今回の旅の総括をすると以下のとおり。
- 鯛めしとみかんが美味しかった。
- 路面電車が便利だった。
- 町全体が観光に力を入れている感じだった。
今回は松山城本丸を訪れませんでしたが、じゅうぶん松山を満喫できました。

また来たいと思える素敵な街でした。
ほな、またね。
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